【感想】脳のバグらせ方は異性との会話が苦手な人にこそおすすめな本
世良サトシ著
脳のバグらせ方~脳がわかれば恋は作れる~を読み終わったので感想を書きます。
結論から申しますと、脳のバグらせ方は
「異性との会話が苦手な人におすすめな本」という感想です。
コミュ障の人はもちろん、会話が苦手な人、好きな人と何を話せば良いかわからないという問題を解決させてくれます。
他人に好かれたいという恋愛学の本なので接客業をしている人なども参考になると思いますよ。
本の構成としてはこのような形となっております。
チャプター0・・・脳は言い訳がお好き
チャプター1・・・脳に関する2つの誤解
チャプター2・・・相手の脳をバグらせあなたを好きにさせる習慣
チャプター3・・・相手の脳をバグらせあなたを好きにさせる具体的な行動
脳のバグらせ方を読む前の自分
この本を読む前の私は一応経歴として
バンドマン、バーテンダーや不動産営業、IT企業サラリーマンといった感じで働いてきました。
バンドをやりながら6年以上バーテンダーをやっていたのですが、その時にこの本があったら書いてあるコミュニケーションの取り方を実践していたことでしょう。
ちなみに今でも異性とデートや食事に行くことはありますが、接客業をやめてサラリーマンとなった現在、昔と比べて会話が下手になったなと実感しております。
人と接する機会が減ったり会話が減るとやはりコミュニケーションスキルというのは衰えてきます。
元々は人と話すのも好きで一人でいるより誰かといたいという人間でしたが今では一人でいるのも全然苦じゃなくなってきましたね。
なので昔はある程度会話に自信がありましたし、異性を落とす話術というのも自然と行っていたのかもしれません。
ただ現在は歳を取ったせいなのかわかりませんが、相手を楽しませる会話を一生懸命できなくなってきたんです。
なのでこの脳のバグらせ方に興味があり読んでみた感じとなります。
脳のバグらせ方を読んで気づいたこと
脳のバグらせ方を読んで気づいたことを簡単にまとめてみました。
- 意外と自然に使っていた習慣があった
- 人間の脳について理解できる
- 世良サトシさんをはじめて知った
意外と自然に使っていた習慣があった
脳のバグらせ方に書いてある内容というのは、脳に関しての話と実際に脳をバグらせてあなたを好きにさせる習慣です。
例えばこの本に書いてある会話の習慣として
・記憶をもつれさせやすい言葉を使う
→この方法はあなたが相手に抱かせたいイメージや取らせたい行動を作ることができます。
例えばデートをすることを目標にするのであれば、「ディズニー」「映画」「告白」「彼氏」「彼女」「記念日」「ドキドキ」などのデートに繋がりやすそうな単語を会話にちりばめるといった方法です。
相手に自分との会話の中でデートの想像をさせることで相手の脳を恋愛脳にさせていくのです。
その他にも
・勝手に決めつけて話しを進める
→「質問」の形式を取らず、勝手に決めつけて会話を進めていく手法です。
この方法は特にコミュ力に自信がない人にこそおすすめだと本では書いてありました。
学生の時、○○ちゃん英語部だったでしょ?
違います、ソフトテニス部です
そうなんだ運動得意なイメージ全くないけど(笑)
ひどい(笑)これでも高校の地区大会優勝してるんですよ
やば!あれか、ご両親がオリンピック出場してる家計だ
そんなわけないでしょ(笑)
てか今もソフトテニス続けてるでしょ?今度やろうよ
いやもうやってないですよ
そうなの?日焼けしてるから現役かと(笑)
ひどくない?(笑)全然焼けてなくないですか?
うん。めっちゃ美白
もー!(笑)
このように勝手に決めつけて話しを進めることによって会話のテンポや盛り上がり方が大きく変わります。
わかりやすくいうとお笑いの漫才のボケをしているような感じですかね。
またこの方法は決めつけた内容が当たると、潜在的に「自分のことをわかってくれている」と感じさせられたり、当たったことへの驚きで会話が盛り上がったりします。
他にも細かな習慣がたくさん書いてあるのでホントに会話が苦手な人ほど勉強になります。
人間の脳について理解できる
脳をバグらせる方法は、チャプター1で人間の脳について2つの誤解が学べます。
2つの誤解というのはこちらです。
- 行動は自分の意志で決められない
- 脳はとても非論理的
1つ目の「行動は自分の意志で決められない」というのは、人間は無意識のうちに多くのものに左右されているそうです。
あなたの行動のほとんどはあなたが考えて決めているのではなく、あなたの中の「なんとなく」が決めていることがわかりやすく説明されております。
2つ目の「脳はとても非論理的」というのは脳は記憶を自分の都合良く改変するようです。
あなたにとって都合の良い間違った記憶を相手の頭の中に作る事が可能になるというのがこの本の内容となります。
わかりやすくお伝えすると
恋愛感情を抱かせたい相手がいるのなら相手が思いつかない方法を用いて、恋愛時に取るであろう行動や感情を取らせたり感じさせたりすることです。
世良サトシさんをはじめて知った
気づいたことの最後は著者である世良サトシさんを脳のバグらせ方を通じてはじめて知りました。
普通に何冊も本を出している恋愛学や心理学の教授みたいな人なのかなと思っていたのですが
なんとyoutuberでした。(笑)
元商社マンらしく本業で働きながらyoutubeをやっていたみたいです。
現在は会社を辞めているようですが、youtubeでは今だに顔出しはしておらずサングラスとマスクで投稿されていますね。
思った以上に若く、恋愛学としても若者には共感されやすいのではないかと思います。
恋愛の本って心理学者とかのおっさんが書いても正直そこまで響かないじゃないですか。
なので私はこの本を読んでから世良サトシさんのyoutubeを見て、より本の内容が濃く刺さりましたね。
脳のバグらせ方を読んで変わったこと
脳のバグらせ方を読んで変わったことは
さっそく実践して他人に好かれたいと素直に思えたことです。
読む前まではもう若くないし、他人に好かれるのも昔と比べて難しいだろうなと若干マイナス思考でしたが、読んでからは色んな人と会話したいってなりました!
最後に
いかがでしたか?
脳のバグらせ方~脳がわかれば恋は作れる~を読んだ感想でした。
簡単に要約しておりますが細かな実践方法や習慣は是非本を手に取って知っていただければと思います。
では!
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