【感想】スタンフォードの自分を変える教室は自分を見つめ直せる本
ケリー・マクゴニガル著
スタンフォードの自分を変える教室を読み終わったので感想を書きます。
結論から申しますと、改めて自分を見つめなおすきっかけを与えてくれる本といった感想です。
意志力は鍛えられるという事を様々な方法で解説している本なので
意志の弱さに悩んでいる方
なかなか物事が続かない方
こういう人にはおすすめな本となっております。
スタンフォードの自分を変える教室を読む前の自分
私は元々休みの日にはやらなければならない事を後回しにしてダラダラしたり、ギャンブルをダメだとわかっていてもついやってしまったりして後で後悔するような人間です。
自分の意志の弱さにも気づいていましたが、なかなか行動ができませんでした。
そして、自分の行動に対して何故やってしまうのか、何が理由でやる事を後回しにしてしまうのか等考えた事もありませんでした。
スタンフォードの自分を変える教室を読んで気づいた事
スタンフォードの自分を変える教室を読んで気づいた事は大きくまとめて3つあります。
- ダメな自分に名前を付ける
- ダメな行動をする前に一旦落ち着いて呼吸を整える
- 自分の意志の弱さは自分を知る事で変えられる
ダメな自分に名前を付ける
これは私自身大きな気づきでした。
仕事をしている時ややるべき事を一生懸命している時の自分と休みの日にダラけたり、ギャンブルをしてしまう自分というのは異なる人だと認識する事。
そしてダメな行動を取っている時の自分に名前を付ける事によってしっかりとした自分を呼び覚ます事に役立ちます。
ダメな行動をする前に一旦落ち着いて呼吸を整える
これは特にギャンブルに行こうとする時なんかで役立ちます。
ダメとわかっててもしてしまうような時ってありませんか?
そういう時に一旦落ち着いて呼吸を整えてみます。
呼吸、「吸って」「吐いて」に意識を集中します。
目をつぶって行いましょう。
いわゆる瞑想(めいそう)ですね。
瞑想(めいそう)する事によって自己コントロールができます。
一旦落ち着くとさっきまでダメな事なのにやりたかった事などの気持ちを抑制できます。
自分の意志の弱さは自分を知る事で変えられる
本全体のまとめのような事ですが、自分の意志の弱さは自分を知る事で変えられます。
なぜ家だとやる気が起きないのか?
「ベッドがあっていつでも横になれるから」
「ダラけてても誰も何も言わないから」
なぜダメだとわかっていてギャンブルに行くのか?
「勝てるかもしれないと思ってしまうから」
「負けた場合の事をしっかりと考えていないから」
いわゆる全て自己コントロールなのですが、楽しいとかラクと思う事って全然できますよね?
ではやらなきゃいけない事をやらない人はやらなきゃいけない事が楽しくないんですよ。
だから少しでも楽しむようにしましょう。
そしてストレスが溜まると自己コントロールができなくなってしまうという事もこの本を読んで気づいた事でもあります。
行動する時に自分がどんな気持ちなのか、どんな反応をするのかを客観的に観察する事によって自己コントロールができるようになってくるようです。
スタンフォードの自分を変える教室を読んで変わった事
スタンフォードの自分を変える教室を読んで変わった事をまとめました。
- お酒を控えるようになった
- ギャンブルを控えるようになった
- 土日は必ずブログを書くことができるようになった
お酒を控えるようになった
元々お酒が強い方ではありませんが、休みとなるとよく外で飲みに行くことが多かった自分を休みの日にやらなきゃいけない事を優先するようになり、自然とお酒を飲まない日が多くなりました。
お酒を飲まないと次の日の体の重さがラクになります。
ギャンブルを控えるようになった
ギャンブルといってもパチンコだけですが、昔は辞められなくて毎週行っていました。
もちろんトータルは負ける事の方が多いので何の意味もありません。
そんな私がふと行きたいと思った時に一旦呼吸を整えてリラックスしてみると
「お金もったいない」
「どうせ行っても勝てない」
「時間の無駄」
と思えるようになってきました。
なので今ではほとんど行くこともありません。
土日は必ずブログを書くことができるようになった
自分の中でやるべき事として土日は必ずブログを書くと決めています。
以前の自分はそんな事も何週間かでもういいやと投げ出してしまったりしていたのですが、今では必ず書かないとなんか落ち着かない感じにまでなっています。
意志力が鍛えられたのかもしれません。
ただ、まだ後回しにしてしまう時があるのでそこは自分がなぜ後回しにしてしまうのかを知って改善しなければいけないと思っています。
最後に
いかがでしたか?
スタンフォードの自分を変える教室を読んだ感想を書いてみました。
タイトルにも書きましたが、スタンフォードの自分を変える教室は自分を見つめ直すきっかけを与えてくれる本です。
今この記事を読んでくれているあなたも自分の意志の弱さに悩んでいるのであれば
良い自分とダメな自分を知り、行動に対する原因を知れば改善できるかもしれません。
そんな自分自身を見つめなおすきっかけを与えてくれる本がスタンフォードの自分を変える教室です。
心理学なので少し難しいかもしれませんが、何回か読み直していくうちに理解もできるようになりますよ。
では!
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